三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、遠隔操作ウイルスによる「なりすましカキコミ」によるジケンだが、その「ホンモノの真ハンニン」が犯行声明を書き込んだ掲示板ってのは、2ちゃんねるでのうて、「Tor板」ってとこなんだな。おそらく、発信元不明化ソフトの「Tor」を使っておるんだろう。今のところ、コレをきっちりと報じたのは、ネットの「ロケットニュース24」だけのようだな。当然のごとく、大手マスコミは、完全にシカトしとるな。
それと、江の島在住の野良ネコ「グレー」の画像ってのは、ロケットニュース24に記事と一緒に貼り付けてあったんだが、コイツは、おそらく、1月初めにいろんなところに犯行声明をメールで投稿した際の添付画像だな。わずか23秒間の動画ではあるんだが、いろんな情報が盛り込まれていて、コレだけでも、ホンモノの真ハンニン特定につながる、重要な痕跡が含まれておるよな。
つまり、コレまでのシンブン報道だと、首輪を付けたグレーの静止画しかないと思っておったんだが、ところが、この動画には、ぬあんと、ぬあんと、バッチシ、ホンモノの真ハンニンの後ろ姿も、映っておるんだよなあ!
#「上」の続きだが、ホンモノの真ハンニンが送りつけた、この23秒間の動画を見ると、江の島のゲンバには、おそらく、2人で行ってるんだな。っていうのは、その野良ネコのグレーをデジカメで撮影しておる瞬間を、その後ろから、また、誰かが撮影しとるからなあ。
そのホンモノの真ハンニンの体型を見ても、今回、不当タイホされておる、あの片山祐輔クンとは、だいぶ、違うぞ。片山クンってのは、太り気味っていうか、デッチリしとるが、あの動画に映っておるホンモノの真ハンニンの後ろ姿とは、全然、違うからなあ。
で、ネコに近づいておる男の格好をよく見ると、ジーパン姿と、黒いスボンをはいておるのと、やっぱ、2人おるなあ。んで、1人は紺のコートを着てるし、もう1人の方はフードのついた、黒いアノラックみてえなのを着ておるよなあ。この23秒間動画の存在だけでも、片山クンは違うわな。だって、彼はひとりでフラッと江の島にツーリングに行ってるんだろ。
#さらに続きで、だから、今回、彼(=片山祐輔クン)を引っ張ってくるネタにした江の島の監視カメラの画像ってのは、トンデモねえ代物であるのは間違いない。ってことは、今度のジケンにおいて、そもそも、ホンモノの真ハンニンは「2人組」の可能性もあるんだな(笑) でも、おそらく、ホンモノの真ハンニンは1人で、もう1人は、ま、お手伝いってところかいなあ。
あー、ビニールの袋からピンク色の首輪を取り出しておるのは、2人おるうちの、ジーパンをはいて、紺のコートを着ておる方だな。わきに白い線が2本ほど入った、紺色っぽいバスケットシューズようのものを履いておるよなあ。もう1人の方は、濃茶の靴を履いておるよな。
それでいうと、江の島の20何ヵ所にセッチされておるっていう防犯カメラだわあ。まずは、野良ネコのグレーをデジカメ撮影をしとる、この「2人組」の存在を、徹底的に洗い出さんと、だわなあ。しかし、桜田門の1課って、いったい、何をヤッとるんだよ? ったく、こんなもん、ソーサでのうて、子供の遊び以下だわな。そうだよ、そうだよ、「元祖・警察ストーカー」の寺澤有や、この思考停止のド腐れ桜田門の野郎を、徹底的に締め上げたらんかい、このアホンダラが!
#で、昨日(=3・6)、名古屋コーサイと鹿児島チサイで、それぞれ、冤罪を訴えておった再審請求について、退けるケッテイが、2つ連続であったんだな。
名古屋コーサイの方は、86年に福井市であった女子中学生殺害ジケンで、懲役7年の実刑を食らって服役しておった前川彰司サン(齢47)で、既に、「11・11・30」に名古屋コーサイ金沢支部が「再審開始ケッテイ」を出しておったことへの、ケンサツ側の異議申し立てをまるまる認め、その「再審開始ケッテイを取り消した」ものか。
また、鹿児島チサイの方は、79年に鹿児島県大崎町であった「大崎ジケン」で、サツジンと死体遺棄で懲役10年が確定し、同様に服役を余儀なくされた原口アヤ子サン(齢85)で、一貫して無実を訴えており、今回が2回目の再審請求だったってことで、コイツは再審請求をキキャクしとるんだな。
ワシ、そもそも、このテの「サイバン所のケッテイ」ってのは、「ハンケツ」のように、事前に期日が指定されておるもんなんかいなあ。例えば、隼町の「上告キキャクのケッテイ」なんかは、何の前触れもなく、ある日突然、紙切れがヒコク人んところに、ピャーッと郵送されてきて、オシマイなんだが、下級審の場合は、いちおう、このテの「ケッテイ」でも期日を指定するんかいなあ。
#「上」の続きだが、たまたま、昨日(=3・6)、名古屋コーサイと鹿児島チサイで、連続してあった「再審開始を退けるケッテイ」だが、妙に双方、酷似したところがあって、鹿児島の方の大崎ジケンでも、1回目の再審請求では、02年に鹿児島チサイでは、再審開始をケッテイしとるのに、腐れケンサツが即時抗告し、福岡コーサイ宮崎支部が、コイツを認めて、逆転の「再審開始ケッテイ取り消し」をし、それが確定しておったため、今度が2回目の再審請求だったんだよな。そして、双方とも、有期刑の服役を終え、シャバに戻ってきておるんだよな。
で、福井のジケンの方でも、1年3ヵ月ほど前に、名古屋コーサイ金沢支部が、「再審開始のケッテイ」を出しておるのに、腐れケンサツ側がイチャモンをつけたため、サイバン所がそれに追随した格好になっておるんだよな。
一つには、同じジケンの審理なのに、サイバン官が違うだけで、シロクロ180度違うケッテイが出るってのは、いったい、どういうことなんだよ? あと、このテのサイバン所のケッテイってのは、下級審から上級審にイクに従って、「腐れケンサツ様の言う通りでーす!」っていう、さながら、「腐れケンサツのケツの穴舐めケッテイ」を頻発させておるんだよな。このモンダイの根底にあるのは、「ハンケン一体=ハンケン癒着」であることは、言うまでもない。その退廃ぶりが、こういうところに如実に出ておる。
だから、下級審では、それ相当に、マトモな司法ハンダンをしておるにもかかわらず、ことごとく、上級審で覆されるっていうんかいなあ。だから、「いいか、ケンサツの言う通りのハンダンを出しておる限り、出世が保証されるんやで!」っていう、悪魔の囁きがあるんだな(笑)
#さらに続きで、例えば、その福井市の女子中学生殺害ジケンなんだが、昨夕(=3・6)の東京シンブンに、物証が乏しい中、有罪とされた根拠になった供述ってのは、ヒガイシャや前川彰司サンと同じ不良グループの仲間たちのものだったってんだな。具体的には、ソーサが行き詰まっておった時期に、別件でタイホされておったリーダー格の元ヤクザ組員が「前川サンから犯行をほのめかされた」と述べ、複数の仲間がそれに追随したってんだな。
で、供述した1人は、おそらく、中日シンブン本体の社会ブの取材に対してってことだと思うんだが、「自分の覚醒剤ジケンを見逃してやるとケーサツに言われ、ウソの証言をしてしまった。前川サンに濡れ衣を着せてしまって、申し訳ない」って喋っておったってんだよなあ(**)。いやあ、「いかにも」っていうカンジで、目に浮かぶようだわなあ。ホンマ、絵に描いたような冤罪ジケンだよなあ。
コイツを見てると、冤罪ってのは、ホンマ、こうして延々と再生産され続けるってことだわなあ。ケーサツ、ケンサツっていうソーサ当局はもとより、サイバン所も一緒になって、それに加担しとるワケだから、冤罪を食い止めるってのは、並大抵なことではない。それで言うと、足利ジケンとか、東電OL殺害ジケンなんてのは、まだ、運がよかったっていう部類だと思うで。
ま、腐れケンリョクが、その気になれば、何でもデキるっていうんか、「シロをクロを言いくるめて、真実を隠蔽する」ってのが、連中の習い性なんだから、それを止めてしもうたら、連中の存在意義なんて、なくなってしもうからな(笑)
要するに、その腐臭の発生源が、最終的に突き詰めてイクとだな、ソーサ費やちょーかつといった、連中のURAGANEや。モンダイの本質は、すべて、「そこ」につながっておる。だから、コイツは諦めずに、粘り強く続けるしかない。そうやって、タタカイ続けることに意味があるのであって、その蓄積によってしか、時代の変革はありえん!
#で、今朝(=3・8)と昨夕(=3・7)の東京シンブンに、連続で出ておったんだが、そのTPPとやらに関して、2011年11月に、要は「後発国」として交渉に参加表明したカナダとメキシコが、亜米利加をはじめとする「先発国」である9カ国から、「交渉を打ち切るケンリは、先発9カ国にある!」っていう、イカサマ同然の参加条件を呑まされておったってんだよなあ(**)
ちなみに、先発9カ国以外の後発国は、コレだけでのうて、「再協議の要求」すらデキんってんだな。つまり、亜米利加サマを筆頭とする先発9カ国には、「いいか、ワシらの言う通りにしろよ。それしか方法はねえんだ!」っていう、要は「最恵国待遇」が与えられておるってんだよなあ。最初から、こうしたハンディキャップ・マッチっていうか、言い換えるなら、こんなもん、「アガリのねえ、双六」と同じで、「砂の穴ん中に入ったら、もう、2度と外に出てこれん、蟻ジゴク!」そのものだよなあ。
じつは、このハナシは、去年6月、民主トウのセー権が把握しておったんだが、オモテには出さんで、内緒で交渉に参加しようとしておったってんだな。っていうのは、当時、官邸の主だった野田にしてみるとだな、あの消費税増税ホウアンで、党内がガタガタしておったのに、こんなもん、オモテに出してしもうた日には、小沢一派の追撃を許してしまうってことで、隠して、そのまま「TPP交渉参加!」ってことで、バンザイ突撃をしようとしておったってんだよな(笑)
#「上」の続きで、TPPってのは、「Trance Pacific Partnership(環太平洋連携協定)」の略で、元々は、06年に「P4」と呼ばれているシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4カ国で始まった貿易上の協力協定で、広い太平洋に取り囲まれたこの4つの小国が、協力し合うことで、お互いに経済発展をヤッていきましょうっていうことだったんだな。
だから、元はこの4カ国が、まずは、関税の9割を撤廃し、2015年までにゼロにするっていうことで、国境の壁を取っ払って、モノやサービスの流通を自由にしようっていうハナシだったんだよな。
ところが、10年に亜米利加etcが加わって、9カ国に拡大したことで、それまでの状態が一転して、要は、亜米利加がTPPを乗っ取ったっていうことだよなあ。メダカの群れが、ピャーッとクジラに飲み込まれちゃったっていうカンジかいなあ。
で、そこに、ニッポンも加わるとなると、その10カ国のGDPのうち、ニッポンと亜米利加の2国で、ぬあんと、全体の「91%」に達するってんだよな。要するに、事実上の「日米間の関税交渉」なんだな。だから、90年代前半の「ウルグアイ・ラウンド」の焼き直しそのものだよな。
#さらに続きなんだが、ところが、「上」で指摘した通り、「先発9カ国の最恵国待遇!」っていう、「蜜約」が存在しとるから、TPPなんて、最初からイカサマをヤッとるようなもんなんだよな。
だから、ホンマ、トンデモねえハナシで、こんなもん、幕末に、ペリーが黒船で乗りつけて、大砲ブッ放しながら浦賀に上陸し、強姦同然に結ばされた日米和親条約、それに続く日米修好通商条約みてえなもんで、まさに、「平成の不平等条約!」そのものだわな。幕末の一連の条約では、亜米利加に最恵国待遇を認めたうえ、ニッポンには「関税自主ケン」がなかったんだが、ホンマ、クリソツだわなあ。
ただ、フシギなのは、コイツを東京シンブンが「字」にしておるのに、他紙が見事なまでにシカトっていうんか、後追いせんで、無視しとるんだよな。こんなもん、もっとトンデモねえハナシで、既に、報道キカンの役割を放棄しとるに等しいよな。TPPとか抜かしても、その実態ってのは、このように、ホンマ、ヤミだらけだわなあ。
だから、「交渉参加」って聞くと、いかにも、双方が対等に意見をぶつけて、ギロンを重ねた末に、政治的妥協が勝ち取れるような錯覚に囚われるんだが、ホンマ、トンデモねえハナシで、入ったら出口のねえ蟻ジゴクと同じだからな。ワシは、経済も含めて、自由な競争は大事だというスタンスだ。しかし、そこには、「公正なルール」が担保されていなければならないが、こんな後発国は先発国の言うことに一方的に従うってんだったら、ルールもヘチマもねえからな。
ま、こんなTPPに参加する意味ねえわな。むしろ、中国、韓国&北朝鮮、台湾、露西亜と、参加国対等条件の「環ニッポン海連携協定(=TNP)」をこしらえる方が、まだ、実利があると思うで。そこで、尖閣はニッポン、中国、台湾の3カ国、竹島は日韓両国、また、北方4島は日露両国の、それぞれ共同管理っていうことにすれば、極東亜細亜の政治的安定にもつながるわなあ。
#で、今朝(=3・9)の毎日に、「フクシマ県、放射線データ消去!」ってことで、あの「3・11」の翌日、フクシマ第1原発の西約5kmのところにある大熊中学校が避難所となり、そこに糞ションベンの腐臭の測定器が持ち込まれ、緊急のモニタリングを開始したんだが、その半年後の11年9月に、その測定器を回収した際、ぬあんと、フクシマ県がそのときのデータをピャーッと消去しておったってんだよな(**)
フクシマ県は「データを上書きし、記録は残っておらん」ってんだが、測定器のメーカー側は「データは機器内の電子メモリに蓄積されており、ケーブルで接続したPCで、専用ソフトを使えば、取り出せる」ってんだよな。だからさ、コイツは、わざと、「データ消去」をしたっていうんか、「証拠隠滅」を図りやがったんだよな。
そういえば、このテのハナシは、昨日(=3・8)発売の『フライデー』にも出ておったよなあ。アレは、文科ショウが購入した同様の糞ションベンの測定機器で、要するに、諸々、「数値が大きく出んような配慮」がなされておるってことで、機器納入を断られたメーカーの担当者が「顔出し」で、コクハツしておったよなあ。だから、この糞ションベンの濃度測定においては、矮小化っていうんか、データ捏造っていうんか、隠蔽コーサクが、ホンマ、ウヨウヨとあるんだな(笑)
#「上」の続きで、そのフクシマ県が、「糞ションベンの濃度の計測データを消去した」っていうハナシだが、コイツはほぼ間違いなく、フクシマ県独自のハンダンっていうよりは、「上の方」、要は、通産ショウや東電ってことだが、「そこからの指示」だとワシは思うで。
っていうのは、このテの証拠隠滅、隠蔽コーサクってのは、「権力ハンザイ」の最たるもんで、連中としては、このフクシマ第1原発のジコについては、何がぬあんでも、実態を隠し通したい。もしくは、仕方なくバレてしもうにしても、できる限り矮小化させたうえで、コクミンの目に触れるようにしたいってのが、カラダの髄まで沁み込んでおるっていうんか、既に「習い性」ってなっておるからな。
それで考えると、フクシマ県なんてのは、原発セーサクに関しては、国や東電の下請けもエエところだからなあ。そこまでアタマを回して、こんな気の利いた隠蔽コーサクをするとは、なかなか思えんのだよな(笑)。こういうサル知恵が働くってのは、霞が関あたりに巣食っておるゾンビでねえと、なかなか考えつかんからなあ。こういうのは、ゲンバから出てくる発想ではない。
だから、このテのハナシは、そんな、シッポをつかまれるような直截的な文言ではねえだろうが、ま、「適切に対処しなさい!」っていうカンジで、隠蔽コーサクの指示が出とると思うで。もっとも、証拠に残らん口頭のレベルにおいては、もっと具体的な指示は、出ておるハズだ。そうでないと、ああいうソシキってのは、動かんからな。
#ほうー、今日(=3・9)、和歌山カレー殺人ジケンで、死刑ハンケツを食らっておる林真須美の再審請求弁護団が、カイケンして、その「凶器」である「砒素」なあ。京大大学院の河合潤教授(分析化学)に鑑定を依頼したところ、カレーの中に混入しておった砒素と、林真須美の自宅から見つかった砒素は「同一ではない」との鑑定結果が得られたと公表したのかあ。
じつは、このジケンに関しては、98年7月の発生直後、何度かゲンバに入って、取材はしとったんだが、ワシの心証としては、林真須美は、ハッキリ言って、「シロ」だった。物証や目撃証言が皆無だったのもさることながら、ゲンバ周辺の聞き込み、また、本人に直接、ハナシを聞いたことも含めて、「犯行の動機」が全然、見えてこんかったからなあ。そのへんについては、ワシの処女作ともいえる『「新聞記者」卒業━━オレがブンヤを二度辞めたワケ』(第三書館、ソフトカバー・253頁、1500円+税)の「第三章 新聞報道における犯罪報道という『宿痾』」の59━70頁に、きっちりと書いておる。
で、そこでも、ワシは書いとるんだが、工業製品としての砒素ってのは、銅etcの鉱山から採掘される過程で出てきて、精製はしておるんだが、それでも、0.5%は不純物が混じっているんだな。だから、スズetcのごく微量の不純物について、「砒素の識別」っていう場合、「そいつ」を調べるんだな。
ソーサ当局は、大型放射光施設「Spring━8」での蛍光X線分析で、「不純物の成分が一致した」ってことにはなっておったらしいんだな。でも、ワシ的には、その信憑性については、非常にギモン視しておったんで、今度の鑑定結果については、「あー、やっぱり!」っていうカンジだわなあ。
#「上」の続きで、ワシは、今、ココで初めて明かすが、その和歌山砒素入りカレー殺人ジケンってのは、じつは、今は廃刊になってしもうとるが、講談社の『月刊現代』っていうところの編集ブの依頼で、ゲンバに入ったんだな。
で、ワシは取材を重ねる中で、「林真須美は、シロやなあ」っていう心証を持ったんだが、編集ブ的には、当時、シンブンもTVもそうだったんだが、林真須美をハンニン視する記事を書いて欲しいようだったんだな。でも、ワシは「それは違うなあ」っていうことで、その要請は、やんわりとだったが、断った挙げ句、その後、『創』っていう月刊誌に、そうやって、決定的な物証が皆無な中、「林真須美をハンニン視する報道は、おかしい!」っていう原稿を持ち込んじゃって、それが載ってしもうたんだな。それで、ワシは講談社から、要は「干された」っていうカンジだわなあ。
あと、もう一つ、そのころ、共同を辞めたばっかりの魚住昭が、ナベツネの連載を準備しておって、「その手足を、ヤラんか?」っていうオファーもあったんだが、「ぬあんで、そんな魚住なんかの下働きをヤラなアカンのや」と、そいつも断ったんだな。だから、こういうふうにナマイキ極まりない人間ってのは、どこのギョーカイもそうだが、干されて、仕事が来なくなるんだな(笑)
ま、今、思えば、あのとき、おとなしく、林真須美をハンニン視する記事を書きマクっとれば、原稿料もイッパイ貰えて、そのコネクションをテコに、西岡研介クンみたいに、講談社ノンフィクション賞ぐらい、ゲットしておったかもしれんのお。しかし、そうではのうて、結果として、こういう人生を歩んできたことに、後悔は何一つないし、むしろ、そのことを、ワシは、誇りに思っておる。
#で、その「衆」のセンキョを巡り、「1票の格差」とやらの違憲ソショウなあ。この「3・6」に東京コーサイで、直近の去年12月の総センキョに関して、1発目のハンケツがあったってんだが、この「3・27」までに、全国の14のコーサイ(支部も含む)で続々とハンケツの期日が入っておるってんだな。ちなみに、このテの国政センキョの効力に関するサイバンの1審は、公選ホウの規定で、チサイでのうてコーサイなのかよ。
コレまで隼町が、「衆」で違憲としたのは、72年の「4.99倍」、83年の「4.40倍」ってんだが、小センキョ区制の導入で、そうした1票の格差を「2倍以内にする」ってのを、目安にしておったそうなんだな。
それで、隼町は、「小」においては、09年の「2.30倍」を違憲としとるってんだんが、今回の東京コーサイも、「最大2.43倍」となった直近の総センキョを「違憲」だとしたってんだが、具体的には「ホウの下の平等」を規定しておる第14条にイハンしとるってことか。ただ、原告弁護士らが要求しておった「センキョの無効」は却下しとるのかあ。
#「上」の続きで、そもそも、わかんねえのは、「1票の格差」ってのは、要は、センキョ区あたりの「人口比」だわな。常識的に考えて、人口の集中しとる都市部は、有権者が多くなるし、過疎の進む田舎は少なくなっておるってのは、当然だわな。コイツを徹底的にヤリマクったら、「人口のおらん過疎地は、ギインは要らん」ってことになってしもうからな。ぬあんで、「2倍を超えると、イケン!」なのか、ワシにはさっぱりわからない。
それを言ったら、亜米利加の上院は、人口比にカンケイなく、「各州2人」でアタマ数が決まっておるんだが、コレだと、アラスカ州とカリフォルニア州で、ぬあんと、「70倍以上!」の1票の格差だからなあ(**) でも、カリフォルニアの住民が怒りマクって、違憲ソショウを起こしておるって、聞いたことねえからな。
小センキョ区制が導入されたのは、96年の総センキョからなんだが、今、社会モンダイとなっておる「格差の拡大」なあ。こうしたセンキョ制度のいじくり回しや、あと、消費税の導入とリンクした所得税の累進課税の事実上の廃止と、つながっておるよなあ。「弱者&地方切り捨て」っていう流れが、コイズミ以降、加速して、今に至っておるってことだわな。真の意味おいて、「法の下の平等に反する」とは、まさに、このことだ。
#さらに続きなんだが、うわっ、この一連の違憲ソショウを起こしておる弁護士グループの親玉の「升永英俊のおやぢ」ってのは、あのサラ金・武富士で、ドクサイシャとして君臨しておった武井保雄が、長男の俊樹にヤッた海外法人株のモンダイで、酷税による「1330億円の追徴課税を取り消せ!」っていうサイバン沙汰を起こし、勝ち取った御仁かよ(**)。まさに、「カネこそ正義なり!」っていう、カネ塗れ成金弁護士の典型だわなあ。
ホンマ、こんな「1票の格差の違憲状態云々」なんて、ごくごく一部の人間の主張でしかねえのに、いかにも、「正義のヨロン!」っていうふうに、マスコミは例によって、持ち上げマクって、ピャーッと垂れ流しておるよなあ。相変わらず、バカ丸出しだよな。
おそらく、フクシマは人口流出が続いておるんで、「参」の「4増4減」のターゲットにもされておったし、また、今後も、そうした槍玉に挙げられるんだろうが、でも、そんなふうに、避難生活を余儀なくされておる人らが、「被災地の声を国怪に届けるためにも、ギイン定数の削減にはハンタイ!」と、声を上げておる余力や余裕なんて、あるかよ? ホンマ、この「1票の格差」の訴えをめぐる胡散臭さっていうか、いかがわしさなあ。コイツも、トンデモねえハナシだわな(怒)!