三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#でだな、ワシがココで「11・2・15」付でupしたハナシで、元々は「元祖・警察ストーカー」の寺澤有の有料ブログで「字」にしておったのを、紹介したんだが、長崎県警佐世保署の外事課に警部補で勤務しておった「入江憲彦」という人を、皆さん、覚えておるかな?
この入江サンという人は、01年にカラ出張の文書作成を拒否したことがきっかけで、ソシキからの仕打ちを受けることとなり、留置管理や島流しという左遷人事を被った挙げ句、06年に島の派出所で、島民に拳銃を突きつけたとして、特別公務員陵虐と銃刀法イハンの戒名でタイホ、キソされて、懲戒免職にされたんだが、その後、このことに異議を申し立てて、国賠訴訟を起こし、名誉回復のため、今も古巣と闘っておるんだよな。
で、この入江サンの娘さんという方が、ワシんところにメールを寄こして、「父親を応援するために、ブログを開設したので、ぜひ、紹介して欲しい」ということだったんで、ココに掲げる。タイトルは「入江憲彦 冤罪事件」で、アドレスはhttp://irienorihiko.wordpress.com/だ。
娘さんによると、お父さんの入江サンというのは、弁護士もつけず、ひとりでサイバンを闘っておるってんだが、家族にはそういうことを全く知らせなかったんだそうだ。また、娘さんとしても、「自分も傷つきたくない、また、汚いものを見たくない」っていう思いから、これまで、そういうのを避けておった部分もあったんだそうだ。
しかし、お父さんの名前をネットで検索すると、中傷、誹謗の書き込みが多数あって、「あんまりだ」と思うとともに、また、お父さんというのは、PCを使いこなすってこともないとあって、このたび、娘さんが、その「入江憲彦 冤罪事件」というブログを開設したのだそうだ。
娘さんによれば、「父を信じている。父は曲がったことが大嫌いで、正直者で正義感に溢れています。ウソや不正が嫌いで、一度決めたら、最後までやる」とのことで、そのメールを読みながら、ワシは、娘さんの、お父さんに対する深い愛情を感じた。それを応援するためにも、ココで改めて紹介した次第なので、皆さんも、ぜひ、関心を持ってもらいたい。このモンダイの本質にあるのは、「ケーサツのURAGANE」だ。その「ソシキにおける悪の既得権益」を守るため、志ある人間をスケープゴートにしたっていう、ま、ありがちなハナシやな。
#で、その「衆」のセンキョ制度いじくり回しのハナシだが、この「2・5」の赤旗の電子版に、「小センキョ区制の害悪明らかに、比例の定数削減ハンターイ!」ってことで、穀田国対委員チョーの報告ってことであるんだが、でも、そんなもんは、「何を今更」のハナシで、もっと具体的に、どういうカタチにいじくり回すのかを、コクタイの場で突きつけんと、だわなあ。そんな「民意反映のセンキョ制度へ!」ってのは、具体的には、何なんだよ? 「中センキョ区制の復活」、それとも、「連用制(or併用制)の導入」なのかよ?
だって、このセンキョ制度のいじくり回しに関しては、そんなにムズカシイ対案を出せっていうレベルのハナシぢゃねえからなあ。現行の制度を連用制(or併用制)に変えるか、中センキョ区制に戻すかのどっちかだからなあ。連用制(or併用制)に変えるにしても、小センキョ区の方を削減して、比例には手をつけんっていう方向だから、至ってシンプルなんだよな。まずは、中小政党がまとまって、ハナシ合いの場を作らんと、だわなあ。
ハンタイを言う場合、「とにかく、そういうのは要らん」と、対案を出す必要のないものと、「それを止めるんだったら、他にどういう方法があるんだ?」の2種類があると思う。憲法のいじくり回しやオスプレイ配備については、「タイアン不要」の前者だと思うんだが、センキョ制度のいじくり回しは、「ぢゃあ、具体的に、どう変えるんだ?」っていう、「タイアン」が必要な、後者に相当すると思う。
サヨクの人たちってのは、そこらあたりの仕分けが、じつにガサツで、日頃から「何でもハンターイ!」っていうことに慣れきってしもうとるんだろうなあ。だから、あんな田原総イチロウごときに、「タイアン出せ!」ってスゴまれただけで、黙ってしもうんだよなあ。代々木をはじめとして、中小政党は、コイツは死活モンダイのハズなのに、どこも悠長っていうか、ホンマ、のんびりと構えておるんだよなあ。ワシはそれが不思議でしょうがない。「獲得ギセキ」を1つでも増やしたいっていう、「欲」って、ねえのかよ?
#で、その尖閣沖で、中国海グンの船が海自の船にレーダーを発しておったっていうことで、例によって、また、バカ騒ぎしとる件だが、「レーダー」ってのは、そもそも「相手の位置を確認する」ための道具だからな。自分から電波を発射して、その跳ね返りで、対象の居場所を探知する道具だ。そんなもんで、イチイチ、騒ぎ立てておったら、ここしばらく、風呂に入っておらんのが、ほんのチョット近づいてきたんで、「あー、臭い臭い!」って、「だったら、イッパツ、ケンカをフッかけるかよ」っていうレベルのハナシだからなあ。でも、アレは、ゲンバでの認知が「1・30」で、公表が「2・5」の晩だから、だいぶ、タイムラグがあるんだよな。そこらあたりからして、臭いんだよな。
100歩譲って、このテの「大本営発表」っていう貰い下げネタを、ヨミや産経あたりが、「さあ、待ってました!」とばかりに、「ココが中国の叩きどころや」と、書き飛ばすのはしゃあねえんだが、朝日が翌「2・6」の朝刊で1面アタマで、狂ったような扱いしとるってのは、「?」だわなあ。
それでいうと、オキナワの人間は、「サヨク知識人の砦だった朝日シンブンは、オキナワの心を理解してくれるもんだとばっかり思っておったのに、あの鳩が『普天間を県外へ!』をブチ上げたときの、主筆サマだった船橋洋一のロン説は、いったい、何だったんだ?」って言っとるで。
「普天間いじくり回し」で迷走した鳩が退陣しても、オキナワで基地モンダイが沈静化せんかった大きな理由は、「それ(=県外移設というインパクト)」によって、いろんなものが可視化されたからだ。あの人のいいオキナワ県民が信じておった朝日シンブンまでもが、船橋のごとく、露骨に亜米利加サマへ肩入れしておるんだからな。オキナワ県民だって、バカぢゃねえから、そういう「足元」ってのを、きっちり見てるんだ。
#「上」の続きだが、「言論の自由」っていうと、一見、何を言ってもエエように捉えられがちだが、実は違う。やはり、ワシらプロフェッショナルが扱う場合は、「事実に依拠している」というのは、最低限の条件であり、また、すべてだ。それで、今回のレーダー照射のバカ騒ぎで言えば、「軍」という徹底した上意下達のソシキにおいて、ゲンバの判断で勝手にああいう行動をすることは、100%ない。すべて、「上からの指示」だ。
で、さらに言えば、このテの「ややこしいこと」、とりわけ、前線や国境付近に出かけて行って、「相手を挑発する」ってのは、まさに軍隊でいうところの「特務(=特殊任務)」で、通常の軍役とは、また、チョット違う。いわゆる、「コーサク活動」に近いと言っていいだろう。それで言えば、ド素人の中国の漁民が、わざわざ尖閣に上陸して、旗などゼッタイに立てんのと、同じだ。
そうした基本的なことも知らんで、素人の国防オタクが、「あーだ、こうだ」ってことで、「中国ケシカラン!」と喚くのは、まだ、許容の範囲内だとしよう。しかし、ワシらのような「プロ」が、そのテのモンダイも含めて、言論というものを扱う場合、繰り返すが、何よりもまず、「事実(っていうか、真実)」に依拠していなければならない。
それでいうと、西岡研介クンが、今日(=2・7)の自分のツイッターで、「リツイート」っていうんかよ。そういうコピペ機能があるんで、他人のツイッターの喋りを、ピャーッと貼り付けることがデキるんだが、その中で、「芋焼酎」とかいう四十路過ぎの国防オタクだわなあ。極右にありがちな、酔っぱらいの世迷いごとと、大して変わらんのだが、そういうのを、西岡クン、自分のツイッターに延々と貼り付けておるんだよなあ。しかし、アレは貼り付ける方の「眼力(メヂカラ)」が問われる。
#さらに続きで、その尖閣沖での中国海グンの船によるレーダー発射モンダイだが、日経が「それは、民主トウのセー権時代にもあったんだが、公表しなかった」って書いたことに、野田が今日(=2・7)、「事実無根だあ!」って、文句を言ったのかよ。っていうか、要は、立ちションベンしたことに、目くじらを立てておるワケだろ。ったく、「糞味噌のケンカ」って、まさに、このことだよなあ。
だったらさ、その海自の船もだな、「ステルス仕様」ってことで、とりあえずは、電波を吸収するゴム状の板を表面に貼り付けるだけでも、全然、違うからなあ。それは「RAM」っていう電波吸収剤なんだが、亜米利加の海グンだと、オリバー・ハザード・ペリー級の大したことのねえ船にでも、このステルス仕様を施しておるからなあ。
だから、あんまり、このテのハナシで突っ込み過ぎると、石破のおやぢとも仲のエエ、防衛オタクの清谷信一あたりから、「それ見たことか!」とばかりに、「ガラパゴス化した装備しかない自衛隊のレベルの低さ」ってことで、また、バカにされてしもうからなあ(笑)
#で、今日(=2・7)、在阪のフリーのブンヤの尾塚野形のオッサンから、「今、ワシは広島に出張に来ておるんや」ってメールがあって、何かと思ったら、去年(=12年)の「7・11」に、山口のムショが公表しておった、不法収容モンダイの取材なんやな。
コイツは、元を質せば、ジケンの処理にあたった広島チケンの検事とジム官のミスで、シッコー指揮書の未決勾留日数を算入欄に書き込むのを忘れたまま、刑を確定させたために起こったものなんだな。ほいで、山口のムショがキシャ発表したの内容を、そのまま丸写ししたシンブン記事によれば、その未決勾留日数は「56日」っていうふうになっておったんが、じつは、コレがウソ八百で、本当は「148日」にも及んでおったってんだな。
っていうのは、受刑者が仮釈放で満期より92日ほど早く出所したためで、そいつを上手く使い倒して、「148-92=56日間」っていうふうに、未決勾留日数を発表しておったってんだな。だから、ジケンの管轄が広島チケンなんで、尾塚野のオッサンは、あー、それで、そっちに出向いておるってことなんだな。ただ、地元の若いキシャ連中にハナシを聞いても、「はあ?」っていうカンジで、あたかも「イヌが星を見るような顔つき」で反応が鈍いことに、怒りマクっておるのかよ。
それで、この1月半ばに、垢レンガの矯正局チョーが、検事から、何十年かぶりにキャリアの行刑専門職に交代したってんだが、それでもこのザマなんで、尾塚野のオッサンは、「ワシが焼きを入れたる!」って、異様に気合いが入っておるなあ(笑)
あれっ、「山口刑務所 不法収容」でヤフーとかで検索すると、イチバン最初に、あの前田恒彦のブログの記事が出てくるやないか! うわっ、弱い立場に置かれておる受刑者のことを慮って、あまりにもマトモなことを言っておるなあ。彼も、あのFD改竄ジケンで、トカゲの尻尾としてピャーッと切り落とされて、同様にムショで服役もしておるんだが、同じ境遇に置かれた者同士として、さらには、同じ人間としての「痛み」を共有しておるんだろうなあ。
#「上」の続きっていうワケではないんだが、その尾塚野形のオッサンが、まだ、チョット先のハナシだが、この「4・29」に、大阪で元オウムの上祐史浩とトークバトルをヤルんだそうだ。『地獄で生きたる』に『17年目の告白』と、2人とも本を出したんで、それに合わせてのイベントだな。クセ球ふたり男が、ナニワで何を喋るんかわからんが、ま、いろいろと喋るんだろう。
ワシは、オウムの方は、あんまりっていうか、ほとんど、手をつけておらんのだが、でも、「武装化路線への舵きりの内幕」ってのは、興味あるな。この「1・22」に、新宿のロフトプラスワンでトークバトルがあって、ココに上祐が出て、やや日刊カルト新聞主筆の藤倉善郎が斬り込んでおったってんだが、上祐の方は、のらりくらりだったようだな。その『オウム事件 17年目の告白』(有田芳生との共著、扶桑社)によれば、上祐は、そうしたややこしいハナシが教団ナイブで進んでおった時期に、露西亜におって、それで、とばっちりを受けずに済んだようなんだな。
でも、そのカルト教団における「武装化路線」で言えば、かの大川隆法センセイ率いる幸福の科学でも、ワシがココでスッパ抜いたように、そういうハナシがあるからな。そうした「オウム二の舞」にさせんためにも、あのオウムの連中がヤラかしたことの検証というのは、きっちりヤラなアカンわな。ま、オウムに関しては、その「武装化路線の内幕」ってのは、まだ、出てきておらんブブンはある。「死刑制度」ってのが、ホンマにエエんかって、ワシなんぞは思うで。
#で、今回の尖閣沖でのレーダー照射モンダイなんだが、ワシ、そもそもわからんのは、レーダーに「射撃管制用」もヘチマもあるんかよってことだよな。レーダーってのは、前もココで喋ったように、離れたところにおる物体に対して、電波を当て、その跳ね返りによって、とにかく、「相手の位置を確認する」っていう道具だからな。そんなこと言ったら、市ヶ谷の情報ホンブは電波ブの管轄で、全国、何ヵ所だったかいなあ。三沢に東千歳に、奥尻島、あと、さいたまの大井とか、そのテのレーダー施設なんて、ナンボでもあるからな。
で、中国の海グンの船だって、尖閣沖っていう、そういう「ややこしい場所」に接近してくりゃ、当然、自衛隊の飛行機や船も徘徊しとるだろうって、予想しとるから、「さて、どのへんにおるんかいなあ。場所ぐらい確認せんとだろう」って、ピャーッと立ちションベンするように、電波を発して、位置確認ぐらいするだろうが。むしろ、今回のモンダイの本質は、中国海グンの船が、尖閣沖に接近してきて、「挑発しとる」ってことだろうな。
この戦(いくさ)において、前線に出向いて、「相手を挑発する」ってのは、イチバン、ボー略性のある「特務」だからな。戦争なんてのは、ヤクザ同士が肩触れ合っただけで、ドンパチをヤルように、アタマをカッカさせる「きっかけ」をどう作るか、だからな。そこで、手を上げれば、「ヤリやがったな、反撃だ!」っていうことになるんだからな。
中国だって、タカにハトに、いろんなのがおって、決して一枚岩ではない。こういうときこそ、知性ある人間は、冷静に対処すべきだろう。それでいうと、今回はホンマ、第一報の朝日の扱いだったな。産経なら、ハナシはわかるんだが、ホンマ、バカだよな。今後は、旭日のマークを目ん玉に代えた方がエエだろう(笑)
#「上」の続きだが、今朝(=2・9)の日経と東京シンブンが詳しかったが、あと、ヨミ、神奈川シンブン(=共同電)、それに毎日にもチョロっと出ておったんだが、レーダーについて、「監視用」と「攻撃用」の区別についてだが、要するに、コイツは「電波の周波数の違い」なんだな。
監視用レーダーってのは、前後左右に首を360度、数秒おきに常時、振って、そこから発した電波の跳ね返りから、「相手の位置」を確認するんだが、攻撃用ってのは、狙った獲物の場所を、さらに正確に把握するためのものなんだな。だから、おりそうなところを目がけて、ピャーッと発射し、同様に、その跳ね返りで相手の位置を確認するんだが、通常の監視用のレーダーよりは、精度を上げるため、電波を直進させる必要があって、それで、周波数が高いってんだな。だから、海自の船の監視用のそれだと、4~8GHzであるのに対し、攻撃用のレーダーだと、8~12GHzだってんだな。このように、周波数が高いってのは、それだけ波の角度が急で、照射距離も短くなるってんだな。
ただ、攻撃用レーダーってのは、通常、「ミサイル攻撃」とセットになっており、このレーダーを使えば、ほぼ、間違いなく、逆探知されるのがわかるんで、「ロック・オン(=固定)」といって、攻撃対象をキャッチした瞬間に、コンピュータが自動的に、相手の船の速度なんかも計算して、イチモツをピャーッと発射するってんだな。だから、ロック・オン状態のまま、何もせず、そのまま何分間も、ダラダラとションベンを垂れ流しておるってのは、要は、「本気で攻撃をする気のない証拠だ」ってんだな(笑)
#さらに続きだが、今度のレーダー照射のバカ騒ぎのキモは、こうした電波ってのは、「目に見えん」ってことだろう。でも、ちゃんと、「じつは、傍受しマクってるで!」っていうのを、市ヶ谷的には自慢コキたかったんかもしれんなあ。通常の監視用レーダーの電波とは、波長が全然違うし、また、そのテの電波の周波数帯ってのは、船の監視用、攻撃用と、いずれも公にされておるうえ、照射時間ともリンクさせることで、そうやって、「通信傍受しマクっておる証拠」を出せば、イッパツなんだろうからな。
だから、中国にしてみるとだな、「どうせ、肉眼では見えんだろうから、エエやろう」っていうカンジで、ピャーっと立ちションベンしたツモリが、その「ゆうだち丸」とかいう海自の船が、「バカヤロウ、ちゃんと、チ〇ポの先まで見えとるで」っていうことを、自慢コキたかったんだろうなあ。だから、今の時代、戦(いくさ)といっても、まさに、「電子戦」ってカンジで、まずは電波の受信っていうんか、ま、「通信傍受」が大事ってことやな(笑)
#もう少し続けるが、軍事オタクは別にして、素人には、レーダーといっても、こんな「攻撃用」に特化したものがあって、イチモツ発射とタイアップしとるってのも、「へえー」だからな。でも、こうした軍事キミツを、ジャンジャンとオープンにして、「可視化させる」ってのは、民主シュギを実行していくうえでは、大事なことだ。
市ヶ谷では、亜米利加サマのNSAの下請けをヤラされておる、「情報ホンブの電波ブ」ってところが、こうした電子戦のアジトだ。こうやって、隠れてコソコソとヤッておる連中を、コレにかこつけて、ビシバシとオモテに引きずり出さんと、だ。ココは、かつて、「調別(ちょーべつ)」とも、「二別(にべつ)」とも言われておったところだ。
ほうー、今日(=2・9)の日経シンブンは、わざわざ、83年のサハリン沖での、ソ連による大韓航空機撃墜ジケンのハナシも引っ張り出して、当時、アレは稚内だったが、調別のアジトがソ連グンの通信内容を傍受しておったのを、オモテに出しておったっていうことまで紹介しとるのか。ま、もっとも、今回は、尖閣のゲンバに出た海自の船が傍受しておるってことなんで、おそらく、純粋に市ヶ谷マターのハナシだろうがな。
#で、今朝(=2・10)の東京、神奈川両シンブンに出ておった共同電だが、六ケ所ムラで原発から出る糞ションベンのリサイクル事業を手がけておるニッポン原燃が、新年度(13年度)からの3年間で、プルトニウムとウランを混ぜた酸化物(NOX)の粉末約16.3tを製造する計画であるってのを、原子力規制イイン会に出したって、「字」にしておったな。
ふーむ、この再抽出した糞ションベンのNOXには、核兵器転用可の核分裂性プルトニウム約5tも含まれておるのか。っていうか、ニッポンは、既にリサイクルした約29.6tの糞ションベンを持っておって、タダでさえ、コクサイ社会からは「ニッポンは、いったい、何を考えてるんだ」って、胡散臭い目で見られておるってんだよなあ。そのNOXを燃料にして原発を運転する「プルサーマル計画」ってのも、技術的な面からも、既に破綻しておると言ってもエエんだよな。
「脱原発!」っていうと、どうしても、「原発の運転を止める」っていう点にウェートがかかってしまうんだが、大事なのは、「そこ」で排出される糞ションベンの後始末だからな。ぬあんていんかいなあ、川上から川下に向かって流れていく「糞ションベンの行方」ということに、イチバン、目を向けないと、なんだよな。脱原発へ向けたムーブメントにおいては、こうした、なかなか可視化されにくい、「糞ションベンの後始末」をも見据え、諸々、そうしたリサイクルによる使回しにも、ストップをかけることが大事だ。
#ふーむ、そのPCの遠隔操作ウイルスを使うた「なりすましによるカキコミ」のジケンで、今日(=2・10)、桜田門の1課が、東京は江東区在住のIT関連会社勤務の「片山祐輔(齢30)」っていうのを、威力ギョーム妨害でタイホしたのか。本人は否認かあ。ただ、過去に05年、2ちゃんねるへのコロシ予告のカキコミでタイホ、キソされ、1年6カ月の実刑を食らったことがあるのかよ。
その正月に江の島で、ネコの首に鈴をつけた云々の防犯カメラの映像があったってんだが、まず、「その画像」がどこまで本人と同一なのかはもとより、もっと、何か物証っていうか、「引きネタ」があるんかいなあ。でも、何となくのカンだが、ケーサツは、比較的、早い段階で、マークしておったような気がする。
ネコの首に巻きつけてあった記憶媒体の中のソースコードが、今回のタイホ容疑であるコミケ襲撃予告のときに使われたウイルスの「iesys.exe(アイシス・エグゼ)」だったというのが、物証の一つか。ソースコードってのは、「動作を指示するプログラム」のことだから、要は、「文章」だわな。
だから、そのソースコードを開示して、コミケ襲撃予告で使うたものと、そのネコの首に巻きつけた記憶媒体の中から出てきた「文章」が、同一かどうか、明らかにせんとだろう。それと、自宅から江の島までの足取りも、だ。さすがに、それくらいは、内偵ソーサの段階で調べ上げてはおるだろうが。ま、こうしたコンピュータのプログラムってのは、「目に見えないもの」の最たるもんだから、諸々、「可視化」は大事だ。
#「上」の続きだが、さっそく、産経msnが、今晩(=2・10)の22:57upの記事で、「翻弄されたケーサツ」っていう続き物を、おっ始めておるんだが、その正月に江の島のネコの件があって、この1月中旬には、片山祐輔(齢30)の存在は浮上しておったそうなんだな。ところが、ケーサツの上層ブは「はよ、タイホせい!」って、イケイケドンドンだったのに対し、ゲンバは「もっと、慎重に行くべきだ」っていうスタンスだったっていうハナシを書いておるな。
ワシとしては、ケーサツ側の「手持ちのネタ」が、どの程度なのか、その手の内がわからん状況だというのと、また、本人も現時点では「否認」ってことなんで、今回もひょっとして、「誤認タイホの可能性も、ゼロではない」ということを見据えつつ、慎重に見ていく必要はあると思う。
今回は、その「iesys.exe」っていうウイルスの分析をはじめとする、「電子戦」のブブンと、あと、犯行の動機から始まって、その江の島に向かった足取りetc、アナログっていうんか、リアル空間におけるソーサだよなあ。この双方をきっちりと組み合わせての立証が必要だろう。ただ、ワシは、真ハンニンが足を出すとしたら、ネット上の動きではのうて、「リアル空間における、それ」だとは思っておったんで、だから、コイツは本質的には「1課ジケン」だと思う。ただ、そもそも、ケーサツはどうやって、この「片山祐輔」を特定し、ヒギシャとして割り出したんだろうなあ。
#さらに続きで、この「片山祐輔(齢30)」だが、前回、タイホされたのは、05・9・16のam2:47:09に、2ちゃんねるにupした「仙台市内太白区の小学4年生♀をコロします」っていう、「神の代理人」っていうハンドルネームによるカキコミで、仙台南署に脅迫容疑で身柄を取られておるってんだが、そのときの苗字は「丑田」なんだな。だから、「東京都江東区、専門学校生、丑田祐輔(齢23)」だな。
でも、「丑田→片山」に苗字が変わっておるっていうのは、どういう理由なんだろうなあ。養子縁組かよ? そもそも、ぬあんで、こんな仙台の小学生をオドしとるんだよ? で、このときの余罪なんだが、エイベックスの「のまネコ」商標登録騒動で、同社員の殺害予告のカキコミでも立ケンされておるのか。世間をお騒がせしとる過去があるんだな。そういう前科があるんで、まさか、「そこ」から、ケーサツがデッチ上げに走ったってことは、ねえよな? でも、もし、コイツが誤認タイホだったら、また、落合洋司んとこに、真ハンニンからのメールが届くだろうからなあ(笑)