三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#でだな、昨日(=4・11)、北のわがままおやぢんところであった、「倅の跡目継承人事(=朝鮮労働党の第一書記就任)」だが、ワシも『<さるぐつわ>の祖国 北朝鮮拉致被害者たちはなぜ日本で「何もしゃべれない」のか?』(第三書館、ハードカバー・478頁、1800円+税)を書き下ろしている手前、一応、一言ぐらいは言える資格があるんで、少し喋る。
折しも、ちょうど、今日(=4・12)発売の『文春』に、「世界的スクープ!」と銘打って、そのわがままおやぢによる「遺訓統治」のネタ元ともいえる、「(わがままおやぢの)遺言書」なるものが出ておったんだが、コイツもホンモノなのか、どうなんだろうなあ。
要は、わがままおやぢの側近たちに対して、「倅のことを、くれぐれもよろしく頼むで!」っていう内容で、中身としては、ま、「さもありなん」っていうカンジで、特に驚くべきところはないわなあ。だから、ひょっとして、韓国の国家情報イン(=旧・安企ブ)が、「亡命コーサク員の総体」として、あの「安明進」を作り出したように、また、「芝居」でも仕掛けたんか、どうかいなあ(笑)
っていうのは、ホンマに、ああいうカタチで、「字」にしたカタチの「遺言書」を、わがままおやぢが生前に残しておったんかいなあ。だって、あまりにも突然の急死だっただろ。本人も、まさか、あんなに急にポックリ逝ってしもうなんて、思っておったかいなあ。
ま、確かに、中風を出して、倒れたんで、健康不安があったのは事実だが、でも、しかし、わざわざ、あんなブンショにまでしとるんかいなあ。ワシは、チョット、眉にツバを付けて見ておるところがある。だから、真偽のほどは分からん。勿論、ホンモノの可能性もあるだろうが、ぬあんとも言えんなあ。
#「上」の続きだが、そのわがままおやぢの倅の跡目継承に際して、各紙横並びで、「総書記就任か!」で前打ちしておったが、見事に外しマクっておったよなあ。結局、「総書記のポスト」は、「永遠なる総書記」って祭り上げ、わがままおやぢによる「永久欠番」っていうカタチにして、おそらく、それに代わるもんだろうが、新設の「第一書記」に就いたってことだよな。
コイツは、まず、朝鮮労働党のソシキ機構を、きちんと把握する必要がある。本来であれば、トウの最高ギケツ機関は、原則として「5年に1度」開かれる党大会だが、ただ、コレはわがままおやぢを事実上、後継指名した80年10月の第6回を最後に開かれておらん。
だが、10年9月に、わがままおやぢの倅(=金正恩)を、「党中央イイン会・政治局イイン」「党中央軍事イイン会・副イイン長」に任命し、事実上、わがままおやぢの「後継指名」にした際、党規約をいじくって、この党大会の「5年に1度の開催」の規定が突如、削除され、「随時開催のOK」となった。だから、わがままおやぢの倅を「書記キョクの第一書記」に選んだ、昨日(=4・11)のトウの「代表者会議」ってのは、位置付けとしては、おそらく、「随時開催が可能になった、党大会の代わり」なんだと思うなあ。
で、その党のソシキ機構だが、オモテ向きは、最高ギケツ機関となっている「党大会」の下に、党大会で決まったことを下に伝える「中央イイン会(正イイン145人、イイン候補103人)」があり、その中央イイン会の下に「党の中央軍事イイン会(イイン長1人、イイン15人)」もぶら下がっておるんだな。本来であれば、党の総書記が、党の中央軍事イイン会のイイン長を兼務するってんだが、今回、総書記を永久欠番にしたんで、そこらを、どうするんか。現時点では、党の中央軍事イイン会のイイン長は空席だよな。
#さらに続きだが、その本来であれば、5年に1度しか開かれないことになっておった「党大会」に代わるものとして、半年に1回以上召集する「中央イイン会の総会」、もしくは随時開催が可能な「中央イイン会の全員会議」がある。マルクス・レーニン主義における「民主集中制」っていう名のドクサイ体制では、「(共産)党がすべての上に立って、国家キカンをも指導する」っていうふうになっておるんで、あくまでもオモテ向きは、党の「中央イイン会」が実質的な最高意思ケッテイ機関になるんだな。
で、その党の中央イイン会には、「政治キョク」と「書記キョク」があって、政治キョクは中央イイン会の閉会中、その権限を代行し、すべての党務を管轄する。役職は上から「常任イイン(常務イインとも)」「イイン(10人)」「イイン候補(8人)」。この政治キョクのトップである常任イインは、わがままおやぢが就いた80年10月の第6回党大会以降、「5人体制」が続いておったが、その後、わがままおやぢのおやぢ(=金日成)をはじめとする、わがままおやぢ以外のメンバーが次々と死んだため、長らく、「わがままおやぢ1人」の状態が続いておったんだが、10年9月に倅(=金正恩)を跡目披露した際、4人を追加補充し、再び5人体制に戻しておる。
んで、「書記キョク」は、党の日々の実務を担当するところで、コレまでだと、上から「総書記(1人)」「組織書記(1人)「書記(10人)」の順。ちなみに、わがままおやぢの倅は、10年9月に、政治キョクの方は「ヒラの委員」に就いたばかりである一方、書記キョクについては、「ヒラの書記」ですらなかったんだな。だから、「総書記」をいきなり襲名するってのも、周りとしても「倅は、父親のように雑巾がけもしとらんのに、いかがなものか?」と憚る目もあったんだと思うなあ。
だから、おそらく、わがままおやぢの倅については、近いうち、政治キョクについても、そこの最高ポストである「常任イイン」には就けると思うなあ。
#さらに、続きだが、今朝(=4・12)のヨミが、チョット、そのへんのところを「字」にしておって、今、朝鮮労働党の政治キョクの「常任イイン」ってのは、わがままおやぢが抜けて、「3人」なんだってな。それは金永南(人民会議常任イイン長)、崔永林(総理ダイジン)、李英鎬(軍参謀総チョー)なんだが、今後の追加補充で、わがままおやぢの倅の後見人でもあり、わがままおやぢの妹のダンナである張成沢(国防イイン会・副イイン長)にも近い、政治キョクのイイン候補の「崔竜海(齢62)」が就くんぢゃねえかって予想しとったな。
ちなみに、この「崔竜海」ってのは、今日発売の『文春』に載っておった、その「わがままおやぢの遺言書」にも出てくる人物だ。だから、まず、党人事の方は、おそらく、この崔竜海と、わがままおやぢの倅を政治キョクの「常任イイン」に引き上げるんぢゃねえかいなあ。要するに、わがままおやぢに厳しく忠誠を誓っておった側近連中が、一致団結して、「ぬあんとか、倅をよろしく支えていってくれ!」ってことだろうなあ。
ま、党人事の方は、だいたいそんなところだが、もう一方の足場である「軍ブ」の方については、98年に憲法をいじくった後は、「国家主席」を永久欠番にした代わりに、「国防イイン長」をそれに代わる「国家元首」に位置づけたんだよな。しかし、今度のわがままおやぢの倅のおぢいちゃん(=金日成)の生誕100年に合わせて、倅に軍の方のポストはどうかっていう意見はあるが、「国防イイン長」の襲名は、チョット、厳しいと思うな。また、似たような新設ポストをこしらえるんか、そのへんはわからん。
#ちなみに、今、平壌にシキョクを開設しとるのは、共同にNHKかよ? しかし、そのテの跡目継承人事における解説&分析記事は、1行も打電してこんところを見ると、「検閲」は厳しいんだな。ちなみに、寺越武志の母ちゃんの友枝が、倅んとこに面会に行って、「3・31」の晩に帰国したんで、カイケンに応じて、いろいろと喋っておるんだよな。ヨミの「4・2」の朝刊に出ておったが、平壌市内の様子について、「市内各所で見られたわがままおやぢや、わがままおやぢの親父(=金日成)のイラストがなくなり、コクミンや軍人が手を挙げるものに変わっていた」ってんだよな。
だから、当面は、わがままのおやぢによる「遺訓統治」だろうが、でも、それが、未来永劫続く保証なんて、どこにもねえよなあ。勿論、急には変わらんとは思うが、しかし、今度のイチモツの発射ジッケンのゲンバの公開をはじめとして、「変わってきたブブン」は間違いなくある。わがままおやぢの時代であったら、こんなこと、ゼッタイにありえんかったハナシなんで、そうした変化、動きに対して、敏感にならんとだろう。ミャンマーがああなってしもうて、いよいよ、名実ともに、東アジアに残された「最後の秘境」になってしもうたからなあ(笑)。ま、中国があのザマだから、むしろ、諸々、「直接交渉」の芽はあるんかもしれんな。
あー、今日(=4・12)の昼前ぐらいの、ヨミのソウル特派員電が一番早いみてえだな。予想通り、わがままおやぢの倅と崔竜海が、政治キョクの常任イインに就いて、倅は党の中央軍事イイン会のイイン長にも就任か。ま、コレで、とりあえず、ひと通り、「跡目の継承」は済ませたっていうことか。
#うわっ、今朝(=4・13)の8時過ぎにあった、北のわがままおやぢんところのイチモツ(=ロケット)発射ジッケンは、開始から1━2分後に、上空約150kmの地点で大爆発を起こして、木っ端微塵にフッ飛んでしもうたのかあ。「失敗だった!」ってのは、当局も「人工衛星の軌道進入には成功しなかった。科学者、技術者、専門家が現在、失敗の原因を究明している」って認めてるんだな。コイツは、たぶん、最初の切り離しもデキんかったってことなんだな。
あー、韓国では、20数個の破片が、空から降ってきて、西側の黄海へ落ちたのかあ。いやあ、せめて、最初にIMO(国際海事キカン)へ通告した海域に、1段目と2段目をきちんと落としてもらわんと困るよなあ。ま、わがままおやぢの倅のおぢいちゃん(=金日成)の生誕100年の打ち上げ花火にしては、1発で数百億円だろ。オモテの国家予算の半分以上ってんよなあ。06年んとき(テポドン2)も失敗して、発射42秒で空中分解しとるのかあ。でも、メンツ丸潰れだよなあ。
しかし、衛星軌道への投入にしろ、弾頭ブブンを亜米利加大陸まで撃ち込むにしろ、ちゃんと、1段目、2段目の切り離しを成功させて、「3段目の飛行」を完璧にさせんとだからなあ。「それ」がなかなかデキんのかあ。どうなんだろう、こうやって、途中でバクハツを起こすってのは、素人目にも、「稚拙」ってことになるんだが、JAXAは、今回のジッケン結果について、どう見とるんだよ?
でも、以前、亜米利加はNASAの有人飛行のスペースシャトル「チャレンジャー」だったっけか、途中で大バクハツして、星屑として宇宙空間に散ってしもうたこともあったよなあ。うーむ、ロケット打ち上げを、ちゃんと、「成功」に持っていくためのキモって、何なんだろうなあ。
#『フォーラム21』の最新号(12年4月号)に、トピックスとして「矢野サイバン和解余話」が載っておるんだが、『FACTA』の4月号が取り上げておった「矢野サイバン和解のウラ」に関する記事を紹介しつつ、オモロイことに触れておるなあ。
ま、今回の和解劇の核心にあるのは、ワシが既にココで指摘しておるように、昨年(11年)の10月に刊行した『乱脈経理』(講談社)の中身が核バクダンとして信濃町の最中枢へと命中し、大炎上を起こしたっていうのは、そこでも触れておるが、モンダイは、「そこから、先」なんだな。っていうのは、今後、イケダモン大先生本人っていうより、その奥サマ以下、その家族と信濃町だよなあ。「遺産に関する相続税のモンダイ」が、今後、当然、派生してくるんだが、そこで、酷税当局との間で、「事前交渉」がカケヒキの材料として使い倒されておるってんだよな。
つまり、イケダモン大先生みたいに、納税額が莫大になる場合は、そうやって、「事前交渉」っていうカタチで、当局と話し合いの場を持って、ま、上手いことっていうか、穏便に「値切らす」んだろうが、それが、今度の矢野本の刊行で、デキんなっておるってんだよな。むしろ、酷税側がそうした「事前交渉」には応じず、「この際、徹底的にケツの穴まで調べたるで!」って、息まいとるってんだよな。だって、「公私混同の極み」なんだから、「そこ」から、ゾロゾロとナンボでも入ってイケるからなあ(笑)
#「上」の続きだが、今回、酷税当局が、イケダモン大先生の相続税モンダイに対して、「事前交渉には応じない!」っていうことについて、オモテ向きには、「矢野本で、いろいろと手の内をバクロされたことへの意趣返し」ってんだが、ワシのヨミは、ズバリ、「消費税増税タイサク」だわなあ。間違いなく、酷税当局(=大蔵ショウ)は、「コイツ」でチラチラと脅し上げて、「ホウアン賛成」へ踏み絵にするんと違うんかいなあ。「いいか、あんまりゴネるようだったら、いつでもヤルぞ!」だわなあ。今、シンブン社に税務チョーさがゾロゾロと入って、この前は朝日、今度は日経だったが、修正申告をサセとるのとパラレルだと思うな。
なお、その『フォーラム21』の記事では、その「矢野絢也&信濃町」の和解劇について、矢野絢也は周囲に対して、「私の立場は、何も変わらない」って漏らしておるってんだよなあ。ま、今度の和解について、「和解条件の内容」が、オモテには全く出てきておらんのだが、一部で「字」にされとった、「『乱脈経理』の増刷と文庫本化の件」について、版元の講談社側は「出版権」を楯に、「NGや!」と応じておらんってんだよなあ。ま、ワシらイケダモンおたくとしては、今後も注視する必要があるなあ。
#で、北のわがままおやぢんとこの倅は、今晩(=4・13)になって、「国防第1イイン長」に就任しておったっていうことを、北のメディアは報じたのかあ。で、わがままおやぢが就いておった「国防イイン長」については、「空席」のままなのか、それとも、「永遠の国防イイン長サマ」と祭り上げておるのか、どうなんや? あと、従前の憲法には、この「国防第1イイン長」については、その存在はもとより、このポストに対する規定はねえハズだから、その「権限」については、どないなっとるんや?
ちなみに、98年に憲法をいじくり回した際は、国防イイン長について、「国家の最高職責」と、明確に、それまでの「国家主席」に替わる「最高ポスト」であることを明記したんだが、今回は、どうなっておるんや? そのへんは、韓国の国家情報インに詰めてみんと、アカンな。しかし、「第一」っていう表記が、「わがままおやぢの倅」に直結しておるっていうふうになったってのは、結果的に、イケダモン大先生んところと似通ってしもうたなあ。信濃町も、大先生に直結する部署は、「第一庶務」「第一警備」「第一車両」と、必ず「第一」が付くからな。
あー、北のわがままおやぢが就いておった「国防イイン長」は、「総書記」と同様、今後は「永遠の国防イイン長」にして、「永久欠番」か。とにかく、「金王朝の3代目」としては、わがままおやぢのように、「ニッポン人拉致」で手柄を立てたことで、パパ(=金日成)に認めてもろうて、「跡目の座」を確固たるものにしたのとは対照的に、倅の方は、今は「親の七光り」しかねえんだよなあ。
#で、昨晩(=4・13)、北のわがままおやぢんところの、イチモツ(=ロケット)発射ジッケンのバカ騒ぎを狙いスマしたかのように、福井県の大飯原発の3、4号機の再稼動を、野田と枝野が勝手に決めておったのか。枝野なんて、全然、マトモだと思っておったんだが、ダイジンになって取り込まれると、こんなもんかあ。っていうか、この大飯原発も地元の有力者がカンケイするカイシャが、関電関連の原発工事を受注しておったって、ハナシが出ておらんかったかよ?
あー、出てきた。電子版だと、毎日が、この「4・6」の15:01にupしとるな。時間的に、この日の夕刊の抜きだったんだろうなあ。地元のおおい町の町チョーをしておる「時岡忍」っていうおやぢが、取締ヤクをやっておる金属加工会社「日新工機」が、2010年までの6年間に、少なくとも「65件、4億4800萬円」の関電発注による原発関連工事を受注かよ。「やっぱり」だよなあ(笑)
んー、枝野は、大飯原発「再稼動の条件」として、「地元の同意」ってことを挙げておるんだが、どうせ、また、「町長サンが同意してまーす!」ってことで、「地元の同意はあった」っていうことにするんだろうなあ。しかし、また、フクシマ第1原発の糞ションベンの後始末が、まだ延々と続いておるのを尻目に、急に関電の大飯原発の再稼動バナシが急浮上してきたよな。何かウラがあるよなあ。
#「上」の続きだが、うーむ、ナベツネに産経で「ヒットラー」呼ばわりされとった「ハシスト!」は、大飯原発の再稼動にハンタイかあ。いよいよ、今度の総センキョでは、あのハシスト党が、関西では浮動票をかっさらうのかよ? でも、ハシストも、セー権与党に入ったら、その「大阪都構想の実現!」との取引で、ナンボでも「再稼動OK」って豹変しそうだよなあ(笑)
だいたい、民主トウのマニフェストは、いったい何だったんだよ。東電次期社チョーとのウワサも出ておる菅は、何しとるんだろうなあ。今思うと、浜岡原発を止めたのが、おとぎ話のようだよなあ。あと、三宅坂を飛び出して、民主トウに入った辻元は、この件で、何か言っとるんかいなあ。「与党ギイン」であればこそ、身内の暴走(or迷走)を止めてナンボだよなあ。しかし、民主トウの崩れ方は、ヒドイよなあ。
ワシはセー権交代は必要だったと思うし、実際、その意味も確かにあった。しかし、だ。その崩れ方は、徐々にだったんだろうが、去年の暮れに「八ッ場ダム建設見直し」の公約を撤回したあたりからだよなあ。一気に来たっていうカンジだよなあ。
とはいえ、「セー権交代」っていうものを、一度、経験してみるってのは、大事だわな。「ま、こんなもんか」っていうのがわかったんで、それなりの対処は必要だろう。ケンリョクを握った者に「豹変」ってのは、付き物なんだろう。そのへんの「足元」を冷静に見ておかんと、だから、バカ騒ぎに踊らされないだけの、鑑識眼と思考力が大事だ。特に、「報道人=ジャーナリスト」を名乗って、それをメシの種にしておる連中は。
#で、昨日(=4・13)、さいたまチサイであった木嶋佳苗に対する死刑ハンケツだが、その練炭ジサツに見せかけてコロサれた3人のオトコと、木嶋は婚活サイトで知り合うて、男女の付き合いもあって、援助もしてもらうて、死ぬ直前も会うとるのか。
んで、オトコは3人ともジサツする理由がないってことで、そういう状況を見れば、当然、木嶋はハンニンと疑われるには、全く由なしとは言えんわけだな。ただ、本人も全面否認しておったことも合わせて、「真ハンニンである!」と立証する証拠が十分ではなかったっていうか、薄弱だったんだな。
コイツは、今朝の東京シンブンが社セツで書いておったんだが、「初動ソーサ」のミスだわなあ。確かに、コロサれた3人のゲンバが、埼玉県富士見市(=埼玉ケンケイ)、東京都青梅市(=桜田門)、千葉県野田市(=千葉ケンケイ)と、3都県にまたがる「広域ジケン」で、それぞれのコロシについて、各ケンケイのソーサ本部に身柄を移して、そこでソーサ、キソし、最終的にさいたまチサイで一括審理ってことになったんだよな。こうして、ゲンバが複数のケンケイにまたがるジケンってのは、各ケンケイごとの「縄張り意識」があるんで、そういう点で「諸々、ムズカシイ」っていうのは、公知の事実だ。
#「上」の続きだが、確かに、今度の木嶋佳苗のジケンは、3都県にゲンバが散らばっておるっていう、「広域ソーサのムズカシサ」はあっただろうが、その今朝(=4・14)の東京シンブンが社セツで「字」にしておったように、「初動ソーサの遅れ」だよなあ。コイツは「すべて」だよなあ。
だって、この3件のコロシのうち、1件は当初、「ジサツ」とハンダンして、遺体を司法解剖しとらんかったってんだよなあ。コレは、東京、千葉、埼玉の3都県ケイのうち、いったい、どこなんだよ? 社セツでは「初動をきっちりをヤッておれば、別の展開もありえた」ってんだが、まったくその通りだ。だからだな、モンダイは「そこから、先」で、「ぢゃあ、ぬあんで、ケーサツは、あの習志野ショのストーカー被害不受理ジケンを彷彿とさせるように、マトモにジケンのソーサをやろうとせんのか?」なんだな。
そうなると、ワシの持ち場っていうよりは、あの「元祖・警察ストーカー」ならぬ、「警察ハンター&キラー」の寺澤有の領域になるんだが、そうやって遺体解剖の際、広い意味では「ソーサ費」の一環なんだが、「謝礼金」が、解剖を担当した大学医学ブの法医学教室etcに支払われることになっておるんだ。ところが、連中、例によって、「それ」を出し渋ってだな、大量の余った残りをURAGANEにしとるんだからな(笑)。だから、「ソシキの退廃」っていうところに目を向けんと、だ。
#続きだが、今回の連続不審死ジケンは、ワシは木嶋佳苗が真ハンニンである可能性は、あると思う。アレだけヒガイシャと接点があるんだから、少なくとも、重要参考人のレベルで疑われるのは、当然だ。
ちなみに、和歌山のカレー事件の林真須美については、ワシ、ゲンバに取材に行って、周辺のキキコミもして、本人にも会うておるが、林真須美については、アレで死刑ハンケツを出すのは、ゼッタイにおかしい。本人が否認しとるってのもそうだが、犯行に結びつく証拠もないうえ、そもそも、ワシは「犯行の動機」が、全く見えてこんかった。
アレは地元の町内会のナイブの人間以外、ハンニンはありえんし、その意味では、「町内会の人間の1人」として、林真須美も、ケーサツはとりあえずは疑いをかける人物ではあるだろうが、でも、それでしかない。もっと詳しく喋りたいが、長くなるんで、結論だけ言うと、林真須美については、真犯人である可能性は決して「0%」ではない。しかし、ケンサツ側が出した証拠だけで「有罪」のハンケツは無理もエエところで、アレは「無罪」でないとおかしい。少なくとも、ワシの心証では、林真須美は「クロ」ではなかった。
ハナシを戻して、今回の木嶋佳苗については、アレだけハッキリとした接点があるだけに、ワシも真ハンニンの可能性を疑っている(ただ、コーハンを傍聴しとらんし、「機微」が分からんところがあるんで、「シロ」の可能性も、勿論、ないとはいえない)。であれば、あのテのジケンは、最終的に「うたわせる」っていうのが大事なんだ。
#さらに、その木嶋佳苗のジケンの続きだが、「うたわせる」というのは、「自白を強要する」っていうのとは、全く次元の違うものだ。「うたわせる」、つまり、「真実を喋ってもらう」ためには、まずは、周囲の証拠関係を固め放題に固めておいて、「で、喋ってもらえますよね?」っていうふうに持っていかんことには、ホシだって、「うたう」かよ?
それと、もう一つは「死刑の存在」だと思う。永山基準ぢゃねえけど、「3人ゴロシ」だと、「死刑は免れ得ない」っていう状況であり、かつ、それだけ証拠薄弱のジケンっていうことであれば、ワシが弁護人であっても、「正面突破!」で「無罪を勝ち取る」っていう戦術に出るだろう。だから、「死刑制度」っていうものが、ホンマに「ハンザイ発生の抑止力」となっておるのか。
さらに、「真相解明」、それは、ヒギシャが「真実を『うたう』」ということだが、果たして、死刑制度の存在が、そうしたことに対して、果たして「プラス」に作用しておるのか、この際、もっと冷静に考えてみるべきではないだろうか。
#今朝(=4・15)の各紙がほぼ横並びで、「字」にしておったんだが、今度の大飯原発の再稼動モンダイで、「sengoku38」が暗躍しマクっておるってんだよなあ。その一方で、今朝の東京シンブンに、菅が顔出しで喋っておって、「電力が足りんと言っておる供給側の視点に偏り、政府のギロンは不十分」「夜間電力の活用や節電etcで乗り切れる」「脱原発は総センキョの争点になる」かあ。
だって、ついこの間まで、同じセー権の総理ダイジンと官房チョー官で、同じ布団の中で寝ておったムジナ同士で、どうしてココまで違うんだろうなあ。仙石って、勿論、直接は知らんが、古いレッテル貼りを使えば、枝野もそうだが、双方「左派リベラル」で、本来であれば「虐げられた、弱者の味方」のハズなんだが、今や「資本家サマ、電力ガイシャ様の味方」に成り果ててしもうとるからなあ。時代は変わったで(笑)